30代になった社会福祉士のブログ

昭和60年生まれの社会福祉士です。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

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高齢者の個別支援計画書ってそもそも必要あるのかなぁ。 その役割と問題点について考えてみた。

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はじめに

 

高齢者介護施設などでは、かならず

利用者ひとりひとりに「個別支援計画書」を

作成しないといけません。

 

もし作成を怠ると、監査が入ったとき、

何十万円のペナルティが課されることもある

大切な書類です。

 

でも、頑張って計画書を作っても、

担当のケアマネジャーやスタッフは忙しくて、ざっとみるだけで

その内容をしっかり把握していないこともあります。

 

なので、今回は個別支援計画書の役割と問題点について

考えてみました。

 

個別支援計画書ってどういうもの?

 

高齢者介護の場合、福祉サービスを利用する前に、

まずケアマネジャーがその利用者をアセスメントし、

支援目標が設定されます。 

その支援目標をまとめたものを「ケアプラン」と呼びます。

 

様式としては、

その利用者の課題・ニーズ、長期目標、短期目標が

設定されます。

 

そして、この「ケアプラン」を柱として、

その家族、介護施設、関係機関と協力しながら、

目標達成を目指します。

 

そして、介護施設はその支援目標を達成するため方法を

明確にするために、ケアプランをもとに個別支援計画書を作成をします。

 

そして、その現場スタッフがその個別支援計画書に従って、

実際に支援を行っていきます。

 

あと、支援計画は利用者と共有するものであるため、

かならず利用者かその家族に説明をして、

同意のサインと印鑑が必要になります。

 

そして、支援計画できた後も、

モニタリングして目標が達成できたかどうか

評価する必要があります。

 

個別支援計画書って、形だけで中身がない。

個別支援計画書をもとに介護職員は利用者に支援をする

のですが、わたしの職場では、現場スタッフはほとんど覚えておらず、

共有はできていないと感じています。

 

だから、支援計画書の作成者が直接スタッフに

支援内容を伝えて対応しています。

 

あと、計画書を作成する側も忙しくて、

しっかり計画を作る余裕がなくて、

形だけになってしまいやすいんです。

 

完全に役所の監査対策のためにやっているようなものになっています・・・

 

一所懸命に作っても、現場のスタッフも

なかなか忙しく、計画書にざっと目は通すものの、

うまく支援計画が共有できていない現状が

わたしの職場ではよくあります。

 

また、利用者やその家族に個別支援計画書を説明しても、

手間に感じる人もいるので、しっかり目標が理解されているのか

疑問に思うこともあります。

 

最後に

 

個別支援計画書って、目標を共有することで、

チーム全体の方向性を決める大切な役割をもっています。

しかし、実際は形だけになっているのではとよく思います。

 

これじゃ本末転倒です。

児童養護施設などでも、支援計画書を作成しますが、

高齢者施設と同じようなことが起きているのではないでしょうか。

 

全体的に目標達成の意識レベルが低く感じるので、どうやってレベルを

あげることができるのか真剣に考えたほうがいいでしょう。