最近、本屋で過ごすのが趣味になってます・・・
みなさんは休みの日は何をして過ごしていますか。
わたしは毎週1度、本屋に立ち寄って、
書籍・雑誌をチェックをしています。
特に新書やビジネス書を読むのが大好きで、
そこからブログのネタを見つけることもあります。
そんな中、とても仕事で役立つ最高の本を見つけました!
それは
『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』です。
シンプルで分かりやすい文章で、
仕事ができる人になるためのヒントがいっぱい詰まっていますので、
少しご紹介していきます。
この本の著者について
『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』の
著者は安田正(ただし)さんです。
株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表
かつ早稲田大学の客員教授を務めている経営のプロフェッショナルです。
facebookで新卒向けのセミナー講演の一部が公開されており、
見てみましたが、とても共感できる内容がてんこ盛りでした。
ダイヤモンド・オンラインでも、
「できる人は必ず持っている一流の気くばり力」というテーマで
連載中です。
相手のために「気配り」をする大切さを学べるとても良いブログですので、
読む価値はありますよ。
この本の良いポイントについて
この本は「一流と呼ばれている人たちに備わっている
共通するものは何か」を著者の経験をベースに5つのポイント
(①俯瞰、②共感、③論理を通す、④サービス精神、 ⑤尊重)
に分けて解説しています。
どれも納得する内容ですが、わたしの場合、
①俯瞰と②共感がとっても印象に残りました。
①俯瞰とは、自ら先を読んで、自分の判断で行動できる能力です。
これができる人って本当に少ないんですよね・・・
普段、職場では与えられた仕事をこなすだけの人や
責任を恐れ、自分の判断で進んで仕事することができない人
が大半です。
仕事に慣れただけで、自分はできていると勘違いしている
ベテランの方もこの俯瞰の能力が欠けている印象を受けます。
そんな指示待ち人間にならないための具体的な実践が書かれています。
②共感は相手の感情を立場から推測し、適切な言葉、行動を起こす能力です。
普段、介護のコミュニケーションで使われる技術で「傾聴」という言葉が
あります。
これは「ただ相手の話を聞くだけ」でなく、相手の顔の表情やしぐさなどから
相手の気持ちを理解する方法としてよく知られています。
しかし、著者の言う「共感」は「傾聴」よりも高度な考えです。
相手を取り巻く状況、置かれている立場を観察して、
感情を想像することがポイントになります。
俗に「木を見て森を見ず」といいますが、その視点ではなく、
その木の周辺を見てみようという発想です。
そして、ただ想像するだけでなく、感じた情報をもとに、
自分から何か言葉やアクションに出すことも大切な要素
になります。
最後に
『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』
をご紹介しました。
仕事がうまくいかない、職場の人間関係で悩んでいる人にとって
この本は最高の一冊です。
また、この本で紹介している「共感」はソーシャルワークの視点を用いて
相手を理解する具体的な方法が載っています。
なので、社会福祉士を勉強中の人、特に実習を控えている方には
ぜひ読んでみて下さい。